渡米遠征48日目 サメ来たりて、かも開眼す
こんにちは。こんばんは。フィッシュ&チップスのフィッシュかもです。
今回は2019年3月3日(日)12時頃から4日(月)時頃までをお届けします。
サメ、来たる
この日はサメがやってくる日。
到着予定は20時~21時。
それまでは宿に滞在して、雑務を片付けることにする。
ブログを書き、会計を進める。
18:22。空港に着いたとの連絡が入る。
日本で購入してきたSIMのアクティベイトを3月4日(月)からにしてしまったため、空港を出るとスマホが使えないと言う。
そこで、空港のWi-Fiが使える内に、宿の外観を撮影して送ったり、Google Mapで宿の周囲の状況を伝え、着いたらインターフォンを鳴らすように言い含める。
20:20頃、インターフォンが鳴る。
玄関を開け「着きましたか」と声をかけると、「着きましたよ」と返すサメ。
憔悴している。
広州経由で空輸されてきたらしい。
24時間近い移動時間は、鮮度に影響を与えたようだ。
宿のシステムを伝え、近くのスーパーに買い出しに出かける。
今日の獲物はこちら。
21:15。
買い出し帰りに最寄りのうまいバーガー屋「BREW」に寄る。
サメの歓迎会をしたかったのだ。
しかし、あいにく日曜の夜は21時にキッチンが閉まったとのこと。
仕方なく宿に戻る一行。
とりあえずサメには買ってきたばかりのシーフードヌードルを処方する。
そして、アスパラガスと豚肉とでペペロンチーノを作り、サメの腹にも詰める。
LAに来て間もない頃に買ったレッドペッパーを存分にかけたが辛みがない。しかし、なぜかうまかったのよしとする。
かも、開眼す
食べつつ、サメとNujaと話す。
44日目の⑯について議論。
かも、インプライドオッズに開眼す。
23:30。NujaとCommerceへ。
翌7:40頃までプレイし、宿に戻る。
今回の成績
快勝。
①エクイティを放棄しすぎている、
②バリューベットサイズが小さすぎる、
という2つの課題を、
インプライドオッズを利用する
ことで解決できたようです。
ハイライトと反省
①◯BB JJ
2 limped
CO 30,BB 120,CO call
Q88
F(255) :BB 85,CO f
BB won
2リンプに対し、COがオープン30.BBからJJで3ベット120(1.2pot)。COコール。
フロップMP₊BDSD。CB85(0.33pot)にCOフォールド。
COカリスマニートさんとの一戦。
②×BU AA
3 limped
BU 30,SB,BB,HJ call
TT2
F130:xb50,fc,all-in455,ff
SB won
3リンプに対し、BUからAAでオープン30.SB・BB・HJコール。
フロップ。SBのドンクベット50(0.38pot)に、BUコール。SBオールイン455(1.44pot).ノーコール。
BUの必要勝率は405/1090≒37.2%。
仮にSBのフロップチェックレイズオールインレンジを次のように仮定すると、
FD(A2s+,K8s+,Q8s+,J7s+,95s+,84s+,73s+,62s+52s+,42s+,32s)
TX(T6s+,JTo+)
TT,22
ようやくAAの勝率が37.4%になる。
BBドンクにBUがコールしている現状で、ここまでFDレンジをオールインすることは困難であると思われるので、フォールド。
③×HJ Q◆T◆
HJ 15,CO call
A92J9
F40 :b20,c
T80 :xx
R80 :xx
CO showed J2
CO won
HJからQTsでオープン15.COコール。
フロップBDSD。CB20(0.5pot)にCOコール。
ターンOESD。チェックアラウンド。
リバーQハイ。チェックアラウンド。
ドローのないBPGKにフロップCBをコールされるなら、このCOにブラフCBは打たない方がよいな。
④◯BU JJ
MP 25,BU 70,MP call
K62J2
F150:xb50,all-in covering BU stack(350),c
MP showed KQo
BU won
MPのオープン25にBUからJJで3ベット70。MPコール。
フロップMP₊BDFD。CB50にMPオールイン350.BUコール。
MPのフロップチェックレイズオールインに対するBUの必要勝率は300/850≒35.3%
スーコネでリンプインポットにプリフロレイズ100とかよくわからないことするMP。
そのMPのフロップチェックレイズレンジを次のように仮定すると、
KX(K9s+,KTo+)
66,22
PP(QQ-77,55-33)
FD(A2s+,Q9s+,J9s+,T9s,98s,87s,76s,65s,54s,43s,32s)
JJの勝率は49.3%になるのでタフコール。
出てきたのはKQoだったが、ターンでJを拾う上振れ。
⑤×MP Q◆Q
MP 15,HJ call
A9◆xT◆K◆
F40:xx
T40:xb15,c
R70:xb25,f
HJ won
MPからQQでオープン15。HJコール。
フロップMP。チェックアラウンド。
ターン。HJのリードベット15(0.375pot)にMPコール。
リバー。HJのベット25(0.36pot)にMPフォールド。
⑥×BU K7
BU 15,BB call
AJ95Q
F35:xb20,c
T75:xx
R75:b40(0.53pot),f
BB won
BUからK7sでオープン15.BBコール。
フロップBDFD₊BDSD。CB20(0.57pot)にBBコール。
ターンチェックアラウンド。
リバー、BBのリードベット40に、BUフォールド。
⑦◯BU 65
CO limped,BU 20,CO call
T88
F50:xb20,f
BU won
COのリンプに対し、BUからオープン20.COコール。
フロップBDFD₊BDSD。CB20(0.4pot)にCOフォールド。
⑧×SB AQo
BU limped SB 20,BB,BU call
55425
F60:xxb20,cf
T100:xb40,c
R180:xx
BU showed 97
BU won
BUのリンプに対し、SBからAQoでオープン20.BB・BUコール。
フロップ2over+BDSD。BUのリードベット20(0.33pot)にSBコール。
ターン2over+GSSD。BUのベット40(0.4pot)にSBコール。
リバー。チェックアラウンド。
ターンでFDが完成しているが、ベットサイズが小さかったのでコールに回った。しかし、SDが完成してもマージナルには違いないのでターンフォールドでよかったかな。
★⑨◯BU KQ
CO limped BU 20,CO call
AK2J8
F50:xx
T50:b20,c
R90:b50.c
CO muck
BU won
COのリンプに対し、BUからKQoでオープン20.COコール。
フロップMPGK。チェックアラウンド。
ターン。MPGK₊GSSD。COのリードベット20(0.4pot)にBUコール。
ターン。MPGK。COのリードベット50(0.55pot)にBUコール。
♠♠滑りの存在に加え、⑧でフラッシュを引いたのに0.4potしか打たなかったプレイヤーが、リバーラグに対し0.55pot打ったことが気になってリバーコール。
★⑩◯CO 88
UTG+1 40,CO call
8734A
F90:xx
T90:xb30,c
R150:xb150,c
UTG+1 muck
CO won
UTG+1のオープン40に、COから88でコール。
フロップトップセット。チェックアラウンド。
ターン。COのリードベット30(0.33pot)にUTG+1コール。
リバー。COのリードベット150(1pot)にUTG+1コール。
プリフロのビッグオープンにハイポケやAKの可能性を感じながらコール。
フロップトップセットになるもCBが来なかったので、ハイポケの可能性が減ったなと感じつつチェックアラウンド。
ターンもUTG+1がチェックするので、小さくリードベットを打ってコールをもらう。
リバーAはCOにとって最高のカード。Aペアハイキッカーをメインターゲットにポットベットを放つ。
★⑪◯HJ KK
HJ 15,CO 50,HJ 125,CO call
QJ887
F260:xb100,c
T460:xx
R460:b190,f
HJ won
HJからKKでオープン15.COから3ベット50.HJが4ベット125.COコール。
フロップOP+BDSD+BDFD。COのリードベット100(0.38pot)にHJコール。
ターンBDが消える。チェックアラウンド。
リバー。HJのリードベット190(0.41pot)にBUフォールド。
カリスマニートさんとの一局。
フロップ4ベットポットでQとJが出てげんなりするも、BDが2つついているのでチェックで回してターン以降に望みをつなぐ。
ターン。チェックアラウンドで回ったことで、COレンジにマージナルレンジが生じる。
そこで、リバーはb/fラインを取ることに。
ちなみに、カリスマニートさんはAJsだったそうだ。ナイスリバーフォールド。
LJのオープン20に。BBからKQoでコール。
フロップTPGK。チェックアラウンド。
ターン。BBのリードベット20(0.44pot)にLJコール。
リバー。BBのベット85(1pot)にLJコール。
ターンで互いのレンジにドロー目が増えたのでリードベットを放つ。
リバーはややポラライズさせた。オーバーポットベットを放ってもよかったかもしれない。
⑬★◯BB 9◆7◆
CO limped
SB 25,BB call
962◆T◆7
F55:b55,c
T165:b140,c
R:445:xb115,c
SB muck
BB won
COのリンプにSBがオープン25.BBコール。
フロップTPWK₊BDSD₊BDFD。CB55(1pot)にBBコール。
ターンMPWK₊FD₊GSSD。CB140(0.84pot)にBBコール。
リバーM2P。SBのチェックに、BBリードベット115(0.25pot).SBコール。
フロップ時点でターンにもポットベットが来ると考えてEV損失を計算。
フロップ55、ターン165のCBにコールしたとすると、ターン開始時のポットは165、リバー開始時は495.
MPWK₊BDSD₊BDFDのフロップでのアウツは7枚相当。
ターンカードのエクイティは165×14%=23.1→23.1-55=-31.9
100回に14回ポットを獲得できるので、ターン以降で31.9×100/14≒228以上SBから取る必要がある。
ターンはT♦というかなり嬉しいカード。
CBサイズも140と減った。リバー開始時のポットは445に減額修正。
MPWK₊FD₊GSSDのアウツは17枚。
リバーカードのエクイティは445×34%=151.3 151.3-140=₊11.3
100回に34回ポットを獲得できるので、リバーで11.3×100/34≒34はSBから取る必要がないことになる。
リバーカード7はそこそこのアウツだが、SBのリバーチェックで価値増大。
SBのリバーチェックレンジにはハイポケやTペアが多数存在しうる。
フロップから考えると、ターン以降でSBから228以上取る必要がある。
そして、ターンで140を得ているので、リバーでは228-140=88以上取れば済む。
ターンから考えると、すでに利益が出ている。
そこで、ハイポケがコールしやすいように、リバーのベットサイズを115(0.25pot)に決定。
わずかだが確実に利益を獲得する。
⑭◯BU A◆Q◆
1 limped
BU 20,2 call
Q986
F65:BU 30,BB call
T125:xb80,f
BU won
1リンプに対し、BUからAQsでオープン20に2コール。
フロップ。TPTK。CB30(0.46pot)にBBコール。
ターン。CB80(0.64pot)にBBフォールド。
ターンの6は嬉しくないカード。
ルースコーラーに対し、b/fラインでダブルバレルを放つ。
今回の収支
収入 $1,559
支出
Albertsons(Nujaが立替。かも・ジョーズ・Nujaで折半)
往路 $3.24(Nujaと折半)
復路 $10.54(Nujaと折半)