渡米遠征44日目 OESD＋BDFD～SBドンクへのHJフロップ2betにCOはコールドコールすべきか～
こんにちは。こんんばんは。フィッシュ＆チップスのフィッシュかもです。
今回は2019年2月27日（水）17時頃から28日（木）7時頃までをお届けします。
17時頃に目覚めた、かも。
前日も長めの稼働だったので体に気怠さを感じるものの、気力は十分。
負けはしたし、前日のプレイにも落ち度はあるものの、致命的なミスはなかったと思えることが、メンタル維持につながっていることを感じる。
Nujaも起きてきて、Commerceに行くなら便乗しますとのこと。
宿の米が尽きているので買いに行こうかとも思ったが、シーフードヌードルを食べてCommerceに向かうことにする。
19時15分くらいにCommerce着。
翌6時前に、Nujaとそーつかくんに便乗して帰る。
ラッキーテーブル
5時過ぎ。6人でプレイしているとフロアから声がかかる。
「ここはラッキーテーブルに選ばれました。今から配るカードで最も大きな数を引いた方には$1150のサテライトのチケットを差し上げます。」という。
$1150のサテライトを抜けると、$100,000保証のメイントーナメントに出ることができるという。
降ってわいたチャンスににわかに活気づくテーブル。
しかし、２番目にかもに配られたカードは「４」。
他の人のカードを見るまでもありませんでしたね笑
幸運のチケットを手に入れたプレイヤーは４番。Jハイでした。
今回のコマ飯
スンドゥブのベジタブル
Nujaが頼んだニューヨークステーキ
A.1.ソース
フルーツプレート
今回の成績
ハイライトと反省
①〇BU A
3
MP 20,HJ・CO・BU call
4337A
xxxb30,fcf
xx
b60,all-in,f
MPのオープン20に、HJ・CO・BUコール。
フロップトリップスTK。BUがIPベット30（0.33pot）。HJコール。
ターン。65に捲られる。チェックアラウンド。
リバーフルハウス。HJのリードベット60（0.43pot）。HJのESが230くらいだったのでBUはオールインを返す。
②〇HJ A
Q
LJ limped, HJ 20,LJ call
Q
926J
xb30,c
xb65,c
xx
LJ showed T9o
HJ won
LJリンプに対し、HJからAQsでオープン20．LJコール。
フロップTPTK＋BDFD。CB30（0.6pot）にLJコール。
ターンBDが消える。CB65(0.59pot)にLJコール。
リバーFDやQJ・J9に捲られる。チェックアラウンド。
③×CO A9
MP limped,CO20,BB・MP call
T973
xxx
b15,r50,ff
MP won
MPのリンプに対し、COからA9sでオープン20．BB・MPコール。
フロップMPTK。レインボーボードにチェックアラウンド。
ターン、BBのリードベット15（0.23pot）にMPがレイズ50(0.36pot)。ノーコール。
④×CO AQo
7 player
cffr20,f
cfc
K64A3
xxx
b50,fc
xx
SB showed A4s
SB won
MPリンプにCOからAQoでオープン20。SB・MPコール。
フロップAハイ。チェックアラウンド。
ターンTPTK。SBのリードベッド50（0.76pot）にCOコール。
リバーチェックアラウンド。
SBがリバーでバリューベットをし損なってくれて得した。
★⑤×SB AKo
LJ 20,SB75,SB call
T6x8
b55,c
b120,all-in,f
LJ won
LJのオープン20に対し、SBから3ベット75（1.22pot）。LJコール。
フロップ2over+BDSD。CB55(0.35pot)．
ターンBD消える。CB120(0.45pot)。LJオールイン。SBフォールド。
前々から感じていたことだが、ターンオールインに対するコール率は低く、小さなベットにはオールインが返ってくることが多い気がする。
この特徴をエクスプロイトプレイに使えやしないだろうか。
★⑥〇MP A2
UTG+1 limped
MP 20,CO・UTG+1 call
J859Q
xb25,cf
b50,c
b55,f
MP won
UTG+1リンプに対し、MPからA2sでオープン20．CO・UTG+1コール。
フロップNフラ。CB25（0.35pot）にCOコール。
ターン。CB50(0.41pot)にCOコール。
リバー。CB55(0.25pot)にCOフォールド。
ベットサイズを大きくしてレンジをポラライズさせた方がよいかもしれない。
⑦〇SB KQ
UTG+1 20,HJ・SB call
J655x
xb40,fc
xx
b50,f
SB won
UTG+1のオープン20にHJ・SBコール。
フロップ2over+BDSD+BDFD。UTG+1のCB40(0.61pot)にSBコール。
ターンBDが消える。チェックアラウンド。
リバー。SBドンクベット50(0.34pot)にUTG+1フォールド。
⑧×LJ 7
6
MP limped LJ 20,HJ・SB・MP call
KT78
xxb50,ffc
xb100,f
HJ won
MPリンプに対し、LJから76sでオープン20．HJ・SB・MPコール。
フロップBP+BDFD+BDSD。MP・SBがショートスタックのためCBを見送る。HJリードベット50（0.58pot）にLJコール。
ターンBP＋GSSD。HJのリードベット100(0.54pot)にLJフォールド。
⑨〇MP AT
UTG+1 limped MP 20, BU・BB・UTG+1 call
732
xxb35,fff
MP won
UTG+1のリンプに対し、MPからATsでオープン20．BU・BB・UTG+1コール。
フロップ2over+BDSD+BDFD。CB35（0.41pot）にノーコール。
⑩〇BU KJ
BU 15,SB,BB call
T8x
xb35,r70,ff BU won
BUからKJsでオープン15．SB・BBコール。
フロップ2over+FD+BDSD。BBのドンクベット35（0.77pot）に、BUミニレイズ70(0.29pot)．ノーコール。
★⑪×LJ KK
8 player
r25,fr75,ffff
T98QJ
b100,c
b160,c
all-in,c
UTG+1 showed AKo
UTG+1 won
UTG+1のオープン25に、LJからKKで3ベット75．UTG＋１コール。
フロップ。UTG+1のドンクベット100をLJコール。
ターン。UTG+1のベット160をLJコール。
リバー。UTG＋１のオールインをLJコール。
ベット頻度高いプレイヤーに対するアジャストプレイ。
リバーに最高のアウツが落ちたなと思いきや、相手のアウツでもありました。
おあとがよろしいようで。
⑫〇UTG+1 AA
8 plaeyr
r15,fffff
r50,c r155,all-in,fc
SB showed KK
AA＞KK
UTG+1 won.
UTG+1からAAでオープン15すると、SBが3ベット50（1pot）．BBがコール。
UTG+1が4ベット155(0.7pot)．SBがオールイン。UTG＋１コール。
さきほどのKKの直後のハンド。KKでの損失分が100bbに対し、AAの利益は80bb。差引20bb損したんだよなぁ。
⑬×LJ AK
7 player
SB buy the BU
BB limped
LJ 20,BU call,SB 65,LJ call
8777
b75,c
all-in,f
SB won
SB said she had pair
BBのリンプに対し、LJからAKsでオープン20をすると、BUコール。SBからスクイーズ65（0.69pot）。LJコール。
フロップ2over+BDFD。CB75（0.48pot）をLJコール。
ターン。BDが消える。SBオールインに、LJフォールド。
⑭×BU 98
MP 20,HJ,BU,BB call
T◆7◆583
xb45,fcc
xb110,cc
xxx
MP showed QQ
BB muck
MP won
MPのオープンにHJ・BU・BBコール。
フロップOESD。CB45（0.52pot）。BU・BBコール。
ターンMP＋OESD。CB110(0.5pot)。BU・BBコール。
リバー。チェックアラウンド。
⑮×BB 77
fr25,ffffc
fc
J5495
xall-in70,fc
UTG+1 showed 65o
UTG+1 won
UTG+1のオープン25にBU・BBコール。
フロップMP。UTG+1のオールイン70（0.875pot）をBBがコール。
必要勝率は70/220≒31.8％。
ナイスコールではあったが、リバーで相手のアウツが落ちる。
★⑯×CO 98
HJ 25,CO,SB call
T7x(6)
b40,r140,ff
HJ won
SB showed T
ターンカードは6でした。 SBが大人しくしてくれていれば。。。
HJのオープン25に、CO・SBコール。
フロップOESD＋BDFD。SBがドンクベット40（0.5pot）、COがレイズ140（0.625pot）。ノーコール。
フロップはコールでよかったかもしれないので今後のために少々検討を加えてみる。
㋐仮にHJのフロップ2betにCOだけがコールして、ターンでもHJが6割のベットをしたとする。
すると、リバー開始時のポットサイズは880、「フロップ時点から」COは140₊240＝380を支払うことになる。
OESD＋BDFDのフロップ時点でのアウツは9枚相当。リバーまでのエクイティが30％あると仮定しよう。
エクイティは880×30％＝264なので、264-380＝-116。
10回に3回はポットを獲得できるので、リバーで116×10/3≒387以上をHJから取れるなら収支を釣り合わせることができそう。
㋑では、SBがHJのフロップレイズにコールする場合はどうか。
比較的ドライなボードでHJのフロップ2betにコールしたSBのレンジにはセットや２ペア、OESDなどの割合が高まりそうである。
そこで、仮にHJとSBのレンジを次のように定めることにする。
HJ:TT＋,77,33,AT,KT,T7s,98s
SB:TT,77,33,T7s,73s,AT,98s
すると、CO:9♠8♠のフロップアクション時のエクイティは29.4％となる。
ターンでもHJが0.6potの300をベットすると仮定する。
これにCOのみがコールをする場合、リバー開始時のポットサイズは1100。
「フロップ時点から」COは140₊300＝440を支払うことになる。
エクイティは1100×29.4％＝323.4なので323.4ー440＝－116.6
1000回に294回はポットを獲得できるので、リバーで116.6×1000/294≒397以上をHJから取れるなら収支を釣り合わせることができそう。
ターンのHJの0.6potベットに、SBもコールする場合はリバー開始時のポットサイズは1400になる。
エクイティは1400×29.4％＝411.6なので、411.6－440＝ー28.4
やはり1000回に294回はポットを獲得できるので、リバーで28.4×1000／294≒97以上HJ又はSBから取れるなら収支を釣り合わせることができそう。
㋒では、SBがHJのフロップレイズにオールインする場合はどうか。
プリフロップ開始時のSBスタックを500、HJ・COを1000とする。
そして、HJもオールインしたとしよう。
この場合、ターン開始時のポットサイズは2500。
「フロップ時点から」COは975支払うことになる。
COの勝率を29.4％だとすると、エクイティは2500×29.4％＝735なので、735－1000＝－265
3人ともオールインになっているので、この損失をCOは回収できない。
マルチウェイなので他にも様々な分岐を考えることができるが、このように考えてくるとSBがHJのフロップレイズにコール又はフォールドし、かつ、ターンのHJのベットサイズが0.6potに留まるのであれば、インプライドオッズを考慮することでCOがフロップ・ターンをコールすることもできそうである。
今回の収支
収入 －$115
支出
往路 $3.53（Nujaと折半）
復路 $6.83（Nuja・そーつかくんと折半）
