フィッシュ&チップス

カモがチップ背負ってくポーカー日記

渡米遠征36日目 海外初レンタカー~ハリウッドサインとグリフィス天文台~

こんにちは。こんばんは。フィッシュ&チップスのフィッシュかもです。

 

今回は2019年2月19日(火)10時頃から20日(水)1時頃までをお届けします。

 

10時頃に目が覚めた、かも。

 

ご飯

この日のご飯は、前日の残り物。

 

おかずがすくないので、鰹節を削る。

削っていると起きてきたそーつかくんが「何してるんですか」と見に来た。

 

ご飯を炊き、釜に入れておいた昆布を短冊状に切る。

 

和である。

 

 

今日は行楽担当そーつかくんの号令に従って、観光に打って出るのだ。

 

ご覧の通り、外は快晴。そーつか司令の調査に抜かりはないのだ。

 

レンタカー 

この日は1日行楽に費やすつもりだったので、Uberではなく、レンタカーを利用することにした。

 

初めての海外レンタカー。

リンク先のサイトで必要事項を記入して、条件に合うものをリストアップしてもらう。

www.autoslash.com

 

そして、最寄りのEnterpriseへ。

 

中はこんな感じ。

 

店内広告。

 

翌日20日(水)に受け取った領収書。

基本料 $32 (これはネット予約時に表示される。)

保険料 計$39.79 (これは店頭で申し込む)

㋐DW $16.99

㋑PAI/PEC $5.13

㋒RAP $5.99

㋓SLP $11.68

若年運転者料 $10 (そーつかくんがこれに当たる)

割引 -$1.6 (交渉した記憶はない)

消費税 $3.84

車両登録回復手数料 $1.4 (謎)

 

保険料でだいぶ跳ね上がるが仕方ない。

レンタル開始時には、このほか預り金として$200を支払った。

 

車は最も安いプランを選んだが、運よく日本車をゲット。

 

ガソリンは初めから満タンではなく、返す時もこの量で返せばよいらしい。 

 

 

 初めての左ハンドル。

サイドブレーキもウィンカーもワイパーもバックミラーも逆。

 

いざ出発。早速ウィンカーとワイパーを間違える。

 

ドライブ

フリーウェイに乗り込み西進。

運転中の撮影はNujaやそーつかくんに任せる。

 

Googleマップをナビにして進むが、かものスマホGPSが機能しなかった。

SIMカードスマホの相性が悪いのかもしれない。次のチャージを機会に別のSIMを試してみようか。

 

そーつかくんのスマホと指示を頼りに進んでいく。

 

 

 

フリーウェイが入り組んでいるところでは、標識の確認が欠かせない。

 

LAの中心部を通り抜けていく。

 

 

巨人がいた。

 

郊外へと進んでいく。

 

ゴールが近づいてきた。

 

Hollywood Sign

ハリウッドパーク着。

歓声を上げるそーつかくんの視線の先を見上げると、青空に白文字が!

 

 どうやらいくつもの飛行機を使ってSIYUさんの誕生日を祝っているらしい。

 

ハリウッドパーク。

これから山頂にあるHOLLYWOODサインを目指すことになる。

 

のどかな風景が広がる。

 

坂道を登っていく。

 

サボテン。

 

 

下にさきほどのハリウッドパーク。

 

ところどころ開けていて、撮影スポットになっている。

 

飛行機が何かを描き出した。

 

この女性たちは時折歓声を上げながら集合写真などを撮っていた。

 

ハートマークが完成したようだ。

 

ハートを射抜く矢も描かれている。

 

振り返ると遠くに市街が見える。

 

ハリウッドサインまで車両で行くことはできないようだ。

 

ガレージシャッターに本棚が描かれている。素敵だ。

 

奥の方でまた飛行機が文字を描き出したようだ。

 

 

ハートマークの精度があがった。

 

再び矢で射抜かれた。SIYUさん、飽きてはいないだろうか。

 

ハリウッドサインがだいぶ近づいてきた。

 

色んな物が禁止されている。

 

最短ルートと思われる道はハイキングが禁止されているのでここから大きく回り込んでいく。

 

素晴らしい景色。道草も悪くない。

 

ポーズを指示するカメラマン。

 

飛行機がまた別のメッセージを描き出した。

 

 

メッセージ主はワンチャンスが欲しいようだ。

 

ここだけ岩が敷き詰められているのが不思議だった。

 

長いわりに内容に乏しい看板。

 

遠くで海が反射している。

 

山を回り込むと反対側の街も見えた。

 

そして到着。車を出てから70分ほどの道のりだった。

 

山頂なだけあって、すばらしい眺望が360度広がる。

 

貯水池。

 

LAの中心部からはこれだけ離れている。

 

こちらは反対側。

 

朝にご飯を炊いたのだから、おむすびをこさえてくるべきだったと後悔。 

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ポージングするNuja、を撮影するかも、を撮影するそーつかくん

 

また空には文字が描かれたが、意味が分からなかった。

 

航空会社のURLかなと調べてみたが、違ったようだ。提供元会社だろうか。

bizakisfurs.com

 

フェンスに取り付けられた無数の錠。

この数だけドラマがあるんだなぁ。

 

お腹が減ったので下っていく。

 

 

 

 

 

 

この木、大丈夫か。

 

 

ふもとに降りてきた。

 

調べたお店近くにたどり着く。

パーキングメーターは先払いらしい。

使い方がいまいちわからなかったが、15分¢25ということだったので4枚ほど入れておく。

 

SILVERLAKE RAMEN

こちらのラーメンを食べに来た。

店選びは、①評価の高さ、②評価の数、③コスパの良さの3点で行った。

 

 

メニューはこちら。

 

マニラもLAも醤油はキッコーマン

 

レインボーロール。

海老天とアボガドがご飯で包まれ、上にスパイシーツナとレモンが乗っている。

寿司ではない新しい味わいでした。

 

こちらはかもとNujaが頼んだスパイシーとんこつ。

牛骨ラーメンのようなクリーミーさを感じました。これは日本で勝負できるうまさ。

 

こちらはそーつかくんが頼んだノーマルのとんこつ。

 

豚丼のラージサイズ。うまし。

 

こちらはスパイシーツナ丼のラージサイズ。サラダ感覚。

 

こちらは唐揚げ。甘くない。これが食べたかったんだとNuja。

 

Griffith Observatory 

もうこれ以上は食べれないほど胃を満たした一行は、再び山へ。

 

着いたころには、夕焼けが今日の務めを終えようとしていた。

 

グリフィス天文台だ。

 

 

中に入ると、上には天井画。

 

その天井からは振り子が吊るされており、人だかりができていた。

 

地球の自転によってゆっくりと向きを変えていく振り子。

 

 

「すべての人類が望遠鏡を通して見ることができれば、世界は変わるでしょう。」

グリフィス・ジェンキンス・グリフィス

没後、彼の遺言に従い、この天文台が建設されたそうだ。

 

プラネタリウムの券を買おうとしたら、販売所が一時閉鎖した。

次は19時から開くそうだ。

 

料金表。そーつかくんの日本の学生証も使えました。

 

待ち時間を利用して、展示物に目を通していく。

 

昼夜

 

ここにTOKYOがないところに、アメリカの、日本と中国に対する関心度の違いが窺える。

 

月の満ち欠け

 

 

潮汐

 

 

 

太陽と星の軌道

しし座をレオということを初めて知った。

 

季節

 

 

 

 

 

超新星爆発での元素生成。

穴を覗くとプリズムで分離された様々な色を楽しむことができます。

 

星、人、そして原子

 

こちらは元素記号の一覧表のようである。

 

ボタンを押すことで、それぞれに含まれる原子を知ることができる。

 

ビッグバン

 

超新星爆発

 

 

 

ガス

 

こちらでは太陽に注目しているようだ。

 

 

こちらの機械は、太陽が出ている時に楽しめるもののようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主系列星

 

 

 

外に出る。

 

星はぽつぽつ見えるが、大したことはない。

 

街が明るすぎるのだ。

 

月は太陽にように明るい。 

 

施設の反対側へ。

天文学についての展示がされているようだ。

 

アメリカ初の人工衛星

 

 

 

赤方偏移の発見者ハッブル

 

 

スペクトロヘリオグラフを発明し、プロミネンスの撮影に成功したジョージ・ヘール

 

大きな望遠鏡を目指して

 

遠方銀河の電波探査

 

 

陽光を七色に分解したニュートン

 

こちらの望遠鏡では右上の天体を拡大して見ることができる。

 

ガリレオ式望遠鏡

 

天文の利用

カリフォルニアインディアン

 

ローマ市

 

 

 

 

 

アンデス

 

 

大航海時代

 

 

テスラコイル

 

 

1F部分を回り終えると、ちょうど19時になったのでプラネタリウムのチケットを買いに並ぶ。

 

演目は次の3つ。

 

 

 

宇宙の中心に迫る演目にした。

 

開演時刻である20:45まで地下部分を回ることにする。

 

 

宇宙年表

 

ここでは歩く距離で時間の長さを体感できるようになっている。

 

 

 

 

 

 

 

宇宙の奥行

 

隕石

 

 

 

こちらのシミュレーターでは、お好みの隕石をお好みの天体に衝突させることができる。

 

直径、密度、速度など細かく設定できる。

 

 

Nujaはどうやら地球を粉々にしてしまったようだ。

 

 

 

小惑星は、最初期の太陽系から残っているタイムカプセルだ。

 

 

 

 

流星と彗星

 

 

 

 

宇宙線

 

ここでは断続的に飛来する宇宙線を生で観測することができた。

 

宇宙の最果て

 

巨大な月の模型。

 

 

 

この巨大模型は自転し、手前の画面と連動して月の地理を教えてくれる。

 

月での体重。

 

 

 

 

 

アインシュタイン

 

惑星

 

水星

 

 

 

金星

 

地球

 

火星

 

 

木星

 

 

 

こちらの模型は回転させることができ、木星の雲の流れを体感することができる。

 

土星

 

 

 

天王星

 

 

 

海王星

 

 

 

冥王星とそれ以降

 

 

我々の所在地

 

 

 

 

 

 

天の川銀河

 

回り終えたので一息ついて、お店を見に行く。

 

 

宇宙の果てのカフェ

 

ギフトショップ

 

20:25頃になったので、外に出てプラネタリウムの列に並ぶ。

 

冬の大三角形を探すかもとNuja。

かも「一番明るい3つをつなげばいいのでは?」

Nuja「あー、なるほど」

そーつか「あれは飛行機ですよ。あほなんですか」

 

話している間に列は進んでいく。

 

反射望遠鏡は生で見ることはできなかった。

 

 

プラネタリウムに着いた。

 

投影された青空。

 

光の玉を掲げたダンディーなおじさまが現れ、

「Who are we?」

と心地よいナレーションを始める。

 

そして、古代からの天文の利用法、研究法の説明の後、ビッグバンから宇宙の歴史をなぞり…、気づけば地球が投影されていた。

 

左横を見ると、Nujaとそーつかくんが心地よさそうに目を閉じている。

そう。かもたちは全員寝落ちしていたのだ。

 

だんだんと空は白み始め、夜明けとともに目覚めるNujaとそーつかくん。

そしてまた、光の玉を掲げたダンディーなおじさまが現れ、

「Who are we?」

と主題を繰り返す。

 

「What did we come for?」

 

やけにスッキリした一行は、そのまま帰路につく。

 

またも通り過ぎるLAの中心部。

 

 

Nujaのナビがだんだん頼もしくなってゆきました。

 

Albertsonsが23時まで開いていたので滑り込む。

 

こちらはそーつかくんの買い物。

プリングルス多くて面白い。 

 

レンタカーを路駐し、宿に戻る。

この白い枠は、縦列駐車のためのものだったのね。

 

晩酌。

 

Nujaがミルクがゆを作ってくれました。

ニンニクを入れ忘れたそうだが、十分おいしかった。

 

一日を終えて

今回の観光では、個人的にグリフィス天文台が印象深かった。

 

かもは、小学生の頃、図鑑を買うほどの宇宙好きだった。

高校の文理選択では、法学と天文学のいずれを志すか締め切りを過ぎても悩み続けたほどだ(結局、理系が定員いっぱいになり法学の道に進むことになる)。

 

たまたま宿を探していたそーつかくんをNujaの提案で宿に呼び、そーつかくんの音頭にそってグリフィス天文台に訪れ、袂を分かったはずの天文学に再会する。

 

ただの偶然の連鎖に過ぎないが、しがらみに嫌気がさして流浪する心にそっとタイムカプセルが届いたようだった。

 

今回の収支

収入 $0

 

支出

レンタカー $85.43(クレカ。Nuja、そーつかくんと折半)

SILVERLAKE RAMEN $83.22(クレカ。Nuja、そーつかくんと折半)

パーキング代 $1(Nujaとかもで支払い。Nuja、そーつかくんと折半)

PLANETARIUM $19(Nuja、そーつかくんと折半)

Albertsons $102.12(Nujaが支払い。かも、Nujaで折半)