フィッシュ&チップス

カモがチップ背負ってくポーカー日記

渡比5000ドルチャレンジ17日目~APTメインサテライトとABTメインサテライト~

こんにちは。こんばんは。フィッシュ&チップスのフィッシュかもです。

 

今回は2018年11月25日(日)11時から26日(月)4時までをお届けします。

 

SISIG再来

11時頃に目覚めた、かも。

シャワーを浴び、身支度を済ませると、何やらNujaとバカプが騒々しい。

どうやら昨夜Nujaがセブンイレブンで買ってきたSISIGを食べるのだとか。

 

SISIG SEVEN ELEVEN - Google 検索

 

SISIGはセブンイレブンのご飯コーナーに大量に置かれている肉飯のことで、50ペソくらいで買うことができます。かもも前回の遠征でCODにあるセブンイレブンで購入し、一度トライしたことがあります。しかし、美味しくはないのでそれ以来手を付けていなかったのですが、Nujaとバカプは未体験。特にNujaは未知の物によくトライする傾向があるので、美味しくないと聞いて逆に燃えたみたいですね。

 

案の定、美味しくないという感想。そりゃそうだ。

 

カフェマキシムのシネガン

ブログ記事を書き終えたところで、RWMのカフェマキシムへ。

ここ数日お腹を下しているので、野菜を摂取しようとシネガンを頼む。

シネガンにはライスが付いてくるのだけれど、インディカ米はあまり好きではないので、トーストに変更してもらう。

 

肝心のシネガンの写真、取り忘れた笑

 エビが殻付きで出てくるので、いちいち剥くのが手間でした。

 

APTメインサテライト

食事後は、ポーカーエリアへ。この日は14:30からAPTメインのサテライトがあるので、それにエントリー。3300ペソ。

開始時刻までカジノをぶらぶら。夜ご飯後のABTメインサテに使うバカラテーブルを吟味していました。

バカプ曰くミニマムベット500のテーブルがあったはずだが、この時間帯はどこを見渡してもない。ミニマムベットは1000からだった。人が増える夜だけ立つのかもしれない。

 

14:15頃、シートドロー。

かもはテーブル1の1番。Nujaはテーブル2の1番。バカプはテーブル2の7番でした。バカプ、数字を足すとナチュラル9.さすがです。

 

14:30過ぎにトナメスタート。

 

オールイン勝負にはならないものの、2回のAQoでブラフキャッチをしたり、バリューを取ることに成功。

 

徐々にスタックを増やしていきます。

 

1stブレイクで10000点アドオン。3000ペソ。

 

その後も徐々に増やしていきます。

 

しかし、事前にアンティはないとフロアに確認していたのに、突如レベル10からアンティ発生。プッシュorフォールドに追い込まれます。

 

そして、残り2テーブルのところでシートチェンジ。

 

バカプの席を引き継ぎます。このころにはNujaもバカプもいません。かも一人。

 

 

全部で62エントリー、38アドオンですね。

7名からインマネ。5人が目当てのAPTメインに出ることができます。

 

残り15人。

この時のスタックはおよそ30000強。ブラインドは2000/4000anti500なので、CSIは3前後、テーブルには7人が座っています。

アベレージスタックは46,000なので、どこかでオールイン勝負をし、ダブルアップできればというところでMPから掴んだAKo.

 

最初のアクションプレイヤーとしてもちろんオールインを選択。スティールでもいいし、コールされてもいい。そう思っていました。

 

SBの日本人プレイヤーからコールが入ります。この方はバッドビードジャックポット専業と言われているSさんです。コールするなり、ごめん。入っちゃったとの声。かもも、Sさんのレンジが固いのは知っているのでハイポケットペアを覚悟します。

 

そして、出てきたのはAA。考えうる最悪の相手でした。

勝率は6.53%。もちろん負けました。

惜しかったなぁ。

 

何となく今日は勝てる気がしていたのですが、そんな甘くはなかったですね。

 

日本市場の罠~クッキングチャージシステム~

サテライト後、かもはNujaを誘って日本市場へ。

 

野菜を採ろうということで、牛すき焼きと白ご飯を注文しました。

 

Nujaは最終日ということで、今日はもうポーカーはせず打ち上げを始めていました。

イカのから揚げ

ポテトサラダ(なぜか芋は小さく、皮付き)

 

茶碗によそわれてくる、チャーハン。

 

大きな魚一匹丸々のフライ。

 

ちなみに、Nuja。

このメニューを見て、から揚げ130ペソは安いなと思って、注文したそうです。

 

 

しかし、よくみると、これは調理代。魚代は別途かかります。

 

 

イカと魚で730ペソ多くかかりました。

皆さんもご注文のときはご注意ください。

 

食事後は、バリューを採られた海鮮エリアを見て回りました。

 

 

ABTメインサテライト

そして、ポーカーエリアへ。

 

プレイしていたバカプに声をかけ、ABTメインサテライトを始めることにしました。

そもそもABTとは、APTに平行してバカプが行うバカラのことで、正式名称をアジアンバカラツアーと言います。6月のAPT KOREAから始めて今回が早3回目。明日にはNujaが帰国するということで、メインのサテライトとして今回執り行うことにしました。

 

卓を見渡すと、昼にはなかったミニマムベット500のテーブルが発生しています。

そこで、まずは、かもが現地人に騙されて掴まされたバカラチップ5000から、使ってもらいました。

 

ポーカーにも使えず、換金もできないこのバカラチップ。キャッシャーの前で、現地人に両替を申し込まれて応じると、かもの5000チップがこれにすり替わっていました。

 

そのバカラチップをバカプが使い切る頃には、なんと7000ペソが手元に残りました。そこで、かもは5000ペソだけ受け取り、2000ペソをバカプにお支払い。

 

次に、バカプは5000ペソで再度プレイを再開。

内、2000ペソはヒルマ氏、1000ペソはかもがステーキング

ちなみに、Nujaは今回ステーキングせず、自らのチップでバカプが賭けるところに置くそうです。

 

初戦1000をかけて敗退。

バカプ「やばい。これ他人の金って感覚なかった」からスタート。

 

二連敗し、

バカプ「逆神や」

 

ここからしばらく一進一退の攻防。

 

1500負けたときには、

バカプ「これは難しいスポットに追い詰められましたわ。きっつい。きっつい。でも、相手は色んなレンジでブラフを打ってくる」

と、いつもながらかもにはよくわからない何かと戦いを始めました。

 

Nuja「次、プレイヤーでしょ。」

バカプ「…読まれてる」

Nuja「でしょ?ぼくもちょっとわかってきましたわ」

と、分かるはずもないことを言いきり、勝利していく二人。

 

1500ベットし、ナチュラル9を得たときには

バカプ「アイムアプロフェッショナルバカラプレイヤー」と宣っていました。

 

かもは、バカプの横に座り、バカプがこぼす語録をひたすらTwitterに上げる係。調子が出てくると次から次へと金言が飛び出すので、ほぼ休みはなく、追いきれませんでした。

 

ただ、どうやらこのバカラというゲーム。ミニマムベットは500なのですが、人のチップの上に置くことで、相乗りという形で500以下のベットもできる模様。

好調のバカプを見て、1人、また1人と現地の方がバカプのベットに相乗りしてゆきます。

 

するとバカプ「バカラコーチング、ちょっと募集しようかな」とか、「ども。プロです。なんでかもさんは俺にポーカーをさせるんですかー!」とか、「ぼく、日本で一番バカラ強いんで」とか、「勝ちすぎ?本気出し過ぎてます?」などどんどん調子のよい言葉を生み出します。

 

ここで、ディーラーのチップラックから500チップが切れます。すると、ディーラーはバカプの500チップを1000に変えないかとけしかけてきました。

 

チップをすべて1000に変えると、ミニマムベット500なのに1000ずつ賭けることになる。これは試行回数の選択権を減らし、分散を高めるものだなと、かもは感じました。

 

バカプは半分ほどの両替に応じるものの、「なんで両替せなあかんねん。500チップ持ってこいや」とこぼす。ごもっとも。

 

その後も好調をキープ。「さっきから置いとくだけでいいんですよね。明日俺死ぬんかな。」

 

5000を25000にすることを目標にしていたのですが、「25000とか目標決めるのはぼく苦手なんで50000とかでいいですか?50000ならぼく簡単にいけるんで。」と言い出します。

 

とりあえず生返事を返しつつ、25000以上になったら強制的にやめさせようと、かもは思っていました。

 

しかし、徐々にバカプのベットサイズは大きくなっていきます。

 

途中残り7000になったところで、すべて入れきり勝利。

「ディスイズザベリーギャンボー」という言葉とともに息を吹き返します。

 

そして、最高値は21000。スターティングスタックの4.2倍です。

この頃には、そのバカラテーブルのプレイヤーは、バカプと同じところに賭けるようになっていました。

 

しかし、バカプの好調はここまで。

ここからスタックを減らしていきます。

21000→19500→17000。

 

「ゆっくりやるんで大丈夫です」と言いつつ、4000ベットし、バカラで敗退。

 

残り13000。

「あかん。ツキが尽きてきましたわ。13000いまあるんで、振り絞りオールインしてサテ通過しますわ」という言葉とともに13000ベットするも、2連続バカラで敗退。

 

「…え~っと、0です。」がバカプの最期の言葉となりました。

 

隣を見るとNuja「結局ぼくが勝ちましたわ」とほくほく顔。何とバカプと同じところに賭けているだけで10000PHP勝ち。

2人を差はベットサイズの推移にあったなとしみじみと思う、かもでした。

 

バー360

ABTメインサテライト後は、バー360に移動。

バカプが持っていたバウチャーを使用すると、ビール、ナチョス、ピザのセットが半額になりました。お得。

 

これらがバウチャー+888PHPで済みました。

 

 楽しめるだけ楽しんで、宿に帰宅。

 

ジョーズくんが出くわした難しいスポットをPiosolverに計算させつつ、眠りにつきました。

 

この日の成績

APTメインサテライト 15位/62エントリー -126ドル