フィッシュ&チップス

カモがチップ背負ってくポーカー日記

渡比5000ドルチャレンジ13日目~3歩進んで3歩下がる~

こんにちは。こんばんは。フィッシュ&チップスのフィッシュかもです。

 
今回は2018年11月21日(水)9時ころから22日(木)4時頃までをお届けします。
 

隣室工事バッドビート

珍しく鳴る部屋の呼び鈴で目覚めた、かも。1Fに常駐している管理人が何やら紙を持っている。
 
少しだけドアを開いて紙を受け取り、サインをしてドアを閉める。
 
どうやら隣の部屋で12月7日まで日中に騒音が出るらしい。かもの滞在は12月8日までなので丸かぶりですね。あいやー。
 

バカプの初陣

バカプが起きてきたので、バカプとともに外へ。LAWSONでバカプのSIMカードを購入。
 
ジョーズくんが朝御飯を買ってきてほしいと言うのでRWMへ。カフェマキシムでパスタを注文しようとすると11時からだとのこと。あと20分くらいあるな。
 
そこで、かもとバカプはジョーズくんの分だけテイクアウトで注文してポーカーエリアへ。サービスを通じてルームサービスを頼んだ。
 
バカプのメンバーシップカードを作る。ウェイティングリストに見やると丁度25-50の2テーブル目まであと二人。待っている間、食べている間の時間を有効活用しようと、かもとバカプは25-50に登録。バカプ初プレイ。
 
見事、初陣を勝利で飾る。
2人とも食べ終えたので離席。カフェマキシムでジョーズくんのサメサメのパスタを受け取り、セブンイレブンへ。
 
バカプのデータ通信用に300ペソのプリペイドカードを購入。バカプの滞在期間は15日ほど。50ペソ3日で1GBを5回買うのがお得みたい。
 

レグの抵抗

宿にパスタを届けて、1時間ほど昼寝。
スタバで勉強していたNuja氏がポーカーエリアに向かうという連絡に呼応して、かもとバカプも出勤。50-100と100-200に登録。
 

日本市場とSOLAIRE観光

 18:30頃、100-200テーブルが開くというので、かも、ジョーズくん、Nujaで席に着くと、レグのアレックスがレートを200-500に上げようと発案。レグ同士が結託して100-200テーブルがブレイク。200-500テーブルになり、締め出されました。
 
バンクロールが小さいのが悪い。仕方がないで日本市場でご飯を食べ、SOLAIREへ向かうことに。かつ丼と味噌汁、スパイシーツナサラダというものを食べました。

 

 

 

いつもより高いタクシー代でSOLAIREへ向かう一行。

しかし、この時間のSOLAIREは満員御礼。ウェイティングも20人以上並んでいました。

 

 

そこで、SOLAIREの中を探検した後、RWMへ戻りました。 

 SOLAIREの中には射撃を体験できるところもあるみたいです。9時ー19時だと言ってました。
 
さて、RWMへ戻ると200-500テーブルが面子はそのままで100-200に戻っていました。そして1シート空いていたので、まずはいつも忙しいジョーズくんをまず滑り込ませました。続いて、かも、Nujaと席についていきます。
かもの席はアレックスがいた席でした。アレックス。体調不良で今日は早抜けすることにしたそうです。200-500へ扇動しておきながら早抜けするとは、なかなか迷惑ですね。
 
そして、テーブルブレイクまでプレイ。かもは大敗しました。
 
宿に戻って、4人で反省会。
Piosolverに夜なべをさせて眠りにつきました。
 

 この日の成績

この日はRWMで3セッション。

①25-50 -43ドル

②50-100 +50ドル

③100-200 -1,189ドル

合計-1,182ドル

 
これで総収支は+488ドルまで落ち込みました。13日間滞在費で使った分を差し引くと初期スタックに丁度戻った感じですね。
 

ハンドレビュー~Piosolver解析~

今日紹介するのは、こちらの650ドルポット。

 

×BB TT◆

MP,SB limped BB 800,MP SB call

5◆4♠️3◆T♠️Q◆

xxx

b2500,r10000,fc

b20000,c

SB showed K◆2◆

SB won

 

こちらをPiosolverにかけます。

 

まずはリンプコールしたSBのレンジ。Nuja氏の協力を得て、Nujaがマニラフィッシュ相手にSBからコールするレンジを拝借。

 

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次にIPのレンジ。

 

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リンプが2人入っており、IPが確定しているわけではないので偏ったレンジでアイソレートレイズを行います。実際には1ポットレイズではアイソレートできなかったので、2ポットレイズにしてレンジを調整する方がよいかもしれません。

 

次に設定。

 

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ベットサイズは33%・67%・100%を採用。フロップはチェックで回すことにします。

 

ターン。

 

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ボードにレンジがよく絡んでいるOOPは全レンジでベットします。

 

今回はポットベットを選択。

 

これに対してIPは、オーバーペア、TP、2オーバーFDなど広いレンジでコールします。

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実際にはかもはTTのトップセットでエクスプロイト目的で1ポットレイズを返しました。確かにTTトップセットでレイズを返すことも表示上僅かながらありえるともいえそうです。しかし、PiosolverはGTOの近似に過ぎないので、これは計算上の誤差として扱うことが妥当でしょう。また、プリフロップでブロードウェイに偏ったレンジを使ったことと、そのレンジにボードがほとんど絡んでいないことを踏まえると、単にコールすることがレンジ全体としてバランスの取れたプレイといえそうです。

 

さて、かもが実際にしたように1ポットレイズをしたとします。

 

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すると、OOPはストレートでオールインを返し、セットとFDでコールします。

 

ここでは、実際と同様OOPがコールしたとします。

 

リバー。OOPは広いレンジでチェックでIPにアクションを回します。ドンクベットオールインが選択肢に入るのは、ナッツフラッシュと9♠7♠、8♠7♠、7♠5♠、6♠5♠です。

 

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これに対してIPのTTはコールorフォールドを迫られます。

 

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かもはT♦を持っていたことをコール寄りにする事情として用いましたが、Piosolverの答えはむしろ逆で、T♦を持っていることをフォールド寄りにすべき事情として扱っていました。

 

その理由は、OOPのリバーオールインレンジにT♦を含むAToが含まれていることでしょう。IPがT♦を持っていることで、その分OOPのリバーオールインブラフレンジが減るので、IPはフォールド寄りにすべきなのだと考えられます。

 

さて、ここまではレンジを元にしたGTOプレイです。

 

しかし、実際のプレイヤーにはアクションに偏りがあります。たとえば、マニラではリバーベットのブラフ率はとても低く、適切にブラフレンジを構築できているプレイヤーは極稀であるといっても過言ではないでしょう。

 

それを踏まえると、TT♦セットはリバードンクベットオールイン要求に対し、スナップフォールドすべきだったというのが、かもの今回の大いなる反省点です。

 

3歩進んで3歩下がる。これでバンクロールは初日に戻りました。残り22日。実際に稼働できるのは21日ほどかな。学んだことを活かして乗り切りたいと思います。