渡比5000ドルチャレンジ13日目~3歩進んで3歩下がる~
こんにちは。こんばんは。フィッシュ&チップスのフィッシュかもです。
隣室工事バッドビート
バカプの初陣
レグの抵抗
日本市場とSOLAIRE観光
いつもより高いタクシー代でSOLAIREへ向かう一行。
しかし、この時間のSOLAIREは満員御礼。ウェイティングも20人以上並んでいました。
そこで、SOLAIREの中を探検した後、RWMへ戻りました。
この日の成績
この日はRWMで3セッション。
①25-50 -43ドル
②50-100 +50ドル
③100-200 -1,189ドル
合計-1,182ドル
ハンドレビュー~Piosolver解析~
今日紹介するのは、こちらの650ドルポット。
×BB TT◆
MP,SB limped BB 800,MP SB call
5◆43◆TQ◆
xxx
b2500,r10000,fc
b20000,c
SB showed K◆2◆
SB won
こちらをPiosolverにかけます。
まずはリンプコールしたSBのレンジ。Nuja氏の協力を得て、Nujaがマニラフィッシュ相手にSBからコールするレンジを拝借。
次にIPのレンジ。
リンプが2人入っており、IPが確定しているわけではないので偏ったレンジでアイソレートレイズを行います。実際には1ポットレイズではアイソレートできなかったので、2ポットレイズにしてレンジを調整する方がよいかもしれません。
次に設定。
ベットサイズは33%・67%・100%を採用。フロップはチェックで回すことにします。
ターン。
ボードにレンジがよく絡んでいるOOPは全レンジでベットします。
今回はポットベットを選択。
これに対してIPは、オーバーペア、TP、2オーバーFDなど広いレンジでコールします。
実際にはかもはTTのトップセットでエクスプロイト目的で1ポットレイズを返しました。確かにTTトップセットでレイズを返すことも表示上僅かながらありえるともいえそうです。しかし、PiosolverはGTOの近似に過ぎないので、これは計算上の誤差として扱うことが妥当でしょう。また、プリフロップでブロードウェイに偏ったレンジを使ったことと、そのレンジにボードがほとんど絡んでいないことを踏まえると、単にコールすることがレンジ全体としてバランスの取れたプレイといえそうです。
さて、かもが実際にしたように1ポットレイズをしたとします。
すると、OOPはストレートでオールインを返し、セットとFDでコールします。
ここでは、実際と同様OOPがコールしたとします。
リバー。OOPは広いレンジでチェックでIPにアクションを回します。ドンクベットオールインが選択肢に入るのは、ナッツフラッシュと9♠7♠、8♠7♠、7♠5♠、6♠5♠です。
これに対してIPのTTはコールorフォールドを迫られます。
かもはT♦を持っていたことをコール寄りにする事情として用いましたが、Piosolverの答えはむしろ逆で、T♦を持っていることをフォールド寄りにすべき事情として扱っていました。
その理由は、OOPのリバーオールインレンジにT♦を含むAToが含まれていることでしょう。IPがT♦を持っていることで、その分OOPのリバーオールインブラフレンジが減るので、IPはフォールド寄りにすべきなのだと考えられます。
さて、ここまではレンジを元にしたGTOプレイです。
しかし、実際のプレイヤーにはアクションに偏りがあります。たとえば、マニラではリバーベットのブラフ率はとても低く、適切にブラフレンジを構築できているプレイヤーは極稀であるといっても過言ではないでしょう。
それを踏まえると、TT♦セットはリバードンクベットオールイン要求に対し、スナップフォールドすべきだったというのが、かもの今回の大いなる反省点です。
3歩進んで3歩下がる。これでバンクロールは初日に戻りました。残り22日。実際に稼働できるのは21日ほどかな。学んだことを活かして乗り切りたいと思います。