海外遠征に必要な技量とバンクロール
こんにちは。こんばんは。フィッシュ&チップスのフィッシュかもです。
今回は、海外遠征に必要な技量とバンクロールについて好き勝手述べたいと思います。
結論から述べると、かもは、①海外遠征に必要な技量は「Pokerstars50NLzで長期的に損しないレベル」であり、②バンクロールは10000ドルだと思います。
これは他の方の主張よりハードルが高いかもしれません。
以下、理由を述べたいと思います。
まず、①について。
かもは、現在のPokerstarsのNLzにレートごとの違いを感じています。
それを大胆に一言で延べると次のようになります。
㋐2NLz-10NLz:バリューベットがちゃんと打てるか問われる世界
㋑16NLz-25NLz:過度なアグレッションに対応できるか問われる世界
㋒50NLz-100NLz:リーディングとプレイバランスが問われる世界
㋓200NLz-500NLz:GTOの理解が問われる世界
ライブキャッシュにいるルースパッシブな鰯を獲るだけなら、㋐の段階をクリアすること、すなわちこれらのレート帯で長期的に見て安定的に利益を出せることで十分でしょう。
しかし、ライブキャッシュという水槽には、ルースパッシブな鰯だけが泳いでいるわけではありません。
中には、アグレッションの重要性を理解し、ベット・レイズを用いることができるものの、あまりに多く用い過ぎるためにトータルコーディネートが崩れているプレイヤーがいます。
そして、稀にリーディングに優れ、バリューとブラフのレンジバランスが取れている強いプレイヤーにも遭遇することでしょう。
海外遠征に出向いたプレイヤーは、鰯を獲りながら、このような様々なタイプのプレイヤーから自分のスタックを守らなければいけません。
そうでなければ、せっかく集めた鰯を彼らに献上する、卸売り業者になってしまうからです。
したがってかもは、50NLzに勝てないまでも、長期的に損をしないレベルまで腕を磨いてから遠洋漁業に出た方が、安心して漁を行えるのではないかと思うのです。
現に、200NLzまでプレイしたかもにとっては、少なくとも2-5までのライブキャッシュでみるプレイの中には、対応できないものはありませんでした。
また、マネープレッシャーの点からも、できるだけ高いレートのNLzを経験していることが役立ちます。
かもは200NLzまでは経験してから海外遠征に出たので、1-2に対して何の抵抗も抱きませんでした。これは、低レートNLzしかプレイしていないプレイヤーに対し、心理的に優位であった気がします。
次に、②について。
なぜ10000ドル必要か。
それは2-5をプレイできるようにするためです。
せっかく海外遠征に出るなら、お金を気にせず食事をしたり、余暇を楽しみたくないですか。
この余裕のある遠征生活に必要なレベルが2-5だとかもは思っています。
この点、韓国では最低レートが1-2又は1-3ですが、ビッグスタックが多く、オープン額も大きいので、実際は2-5と遜色ないことには注意が必要です。
0.5-1や1-2でのプレイは試運転に留め、2-5以上で短時間高収入を目指し、余暇を楽しんで、精神的・肉体的に調子を整える。
それが海外遠征で成功する秘訣だと、かもは思います。
繰り返しますが、これは他の方の主張よりハードルが高いかもしれません。
しかし、備えあれば憂いなし。
勝てる勝負しかしない。
勝てるように準備してから臨むことで、
常に鮫側としてテーブルの席に着きましょう。