フィリピン7日目-メインサテライトと27時間稼働
こんにちは。こんばんは。フィッシュ&チップスのフィッシュかもです。
今日は15日14時くらいから16日19時くらいまでをお届けします。
15日14時に起きたかもは、その日あるメインサテライトのため、Snowieトレーニングでプレイを調整しました。
そして、スマホがネットにつながらないことが不便だったので、15時前にRWM近くのセブイレがいって直してもらいました。APNだっけか、何かの設定が抜けていたことが原因だったようです。チップ50ペソ。
15時過ぎからは稼働開始。
まずは100/200
ここではKK<AAを食らって‐400ドルでした。
プリフロ4ベットオールイン対決。
フロップでAとKがそれぞれ出て、あと1枚Kが出れば60万ペソ弱を得られるジャックポットチャンスだったのですが、4%は引けませんでしたl。
続いてメインサテライト。
20/44で終わりました。
これはラストハンドでミスプレイしましたね。
BBでQTs。LJオープンにSBコールで、BBもコール。
フロップTハイで、SBがドンクベットし、これにコールをするとコミットするのでオールインしましたがKToに負けたのです。
BDFD、BDSDが付いているので、T9の2ペアにも8枚相当のアウツがあるなと思ったのですが、ATやKTといったところには5枚相当のアウツしかなく、タイトフォールドすべきでした。インマネまであと11人というところまで来てましたしね。
その後は、また100/200に座りました。
あわよくばメイントナメのエントリーフィーをキャッシュゲームで稼げたらと思ったのですが、これはよくなかったですね。
これは経験則なのですが、ポーカーは稼ぎにいこうとしたら負けることの方が多い気がします。
稼ぎにいこうと前のめりになると、良いエクイティを持ったハンドに対して執着したり、大きなポットに執着し、オーバープレイが増えるからではないかなと分析しています。
大事なことは、稼ぎに行こうとするのではなくて、正しい判断をし続けようとする姿勢だと思います。
言うは易し、行うは難し。
ミスプレイした直後や、疲れていたり、眠かったりすると、知らず知らずのうちに、その姿勢が崩れがちです。
15日・16日のかももそうだったと思います。
かもは、トナメでミスプレイしてバストした後に、休憩をはさむべきでした。
なんなら帰って一度寝てしまってもかまいません。
自分が犯してしまったミスを振り返り、反省し、ミスを受け入れ、気持ちを整えるためです。
しかし、15日のかもはそれができませんでした。
6月APTメイン28位入賞、8月APTメイン14位入賞が邪魔しました。
9月APTメインにもどうしても出たかったのです。
その欲がかもをトナメ後即のキャッシュ稼働にいざないました。
知らず知らずのうちに増えるブラフベット/レイズ。雑なサイジングのバリューベット。
これではスタックが増えるはずもありません。
結局QQ<AKoのプリフロップオールイン対決、そして、ラストハンドのJJセット<KQsロイフラガットフロップ3wayオールイン対決にも敗れ、8セッション連続負けを喫し、330ドルの赤字転落となってしまったのでした。
稼働を終えたのは16日の18時20分頃。稼働開始から27時間が経過していました。
この27時間で1155ドル負け。
ただ、得られたこともあります。
それは「疲れたらスタックが増えない」という命題の理由に対する推論が立てられたことです。
疲れると眠くなり、理性的な判断がおろそかになります。
すると感情的になり、衝動性・多動性が抑えられなくなります。
その結果、ブラフの頻度が上がり、バリューのサイジングも雑になります。
その結果無駄なベット・レイズが増えてスタック増加の邪魔をしてしまうのです。
また、かもの中に潜む執着心であったり、衝動性・多動性といったものに対して、SNSが留め金になっていたということにも気づくことができました。
かもは自分のプレイ状況をTwitterに逐一報告するときがあります。
これは認められたいという欲の発露でもあります。
一方で自分のプレイを文字起こしし、客観視するチャンスともなっていました。
そうすることで、自分の今のプレイ状況ひいては精神状態を把握し、衝動性・多動性といった自分の弱さに立ち向かうことができていたのではないかと思います。
好成績をおさめた8月APTチャンピオンシップではすべてを報告することで12位入賞できましたしね。
しかし徹夜稼働をするとスマホのバッテリーが不足します。
するとかもはバッテリー切れを恐れてTweetしなくなり、留め金を失ってしまうという構図になっているようです。
原因について推論が立てられたのなら、あとは実行するだけです。
一人旅って本当にいいですね。自分の弱さと向かい合える。
かもにとっては、ポーカーの敵はテーブルに座っている他のプレイヤーではありません。
いつもかも自身です。かもの中に潜む、執着心、衝動性、多動性です。
これに打克つ。制御するといってもいいでしょう。
いつか死ぬまでに達成できたら、かもは悔いなく逝けると思います。
今日もがんばろ。